山登り

早川尾根再び

早川尾根再び

山行概要

 早川尾根をテント装備で歩いていないので、夜叉神から登りました。
 数年前、黒戸尾根から上り、早川小屋でテント泊した時に、広河原峠白鳳峠間が崩落しており、尾根を進まずそのまま広河原に降りた経緯があります。

今回の目的は以下。
・早川尾根テント装備
・南御室小屋テント泊
・崩落現場確認
・辻山登頂(日本の山岳標高一覧 -1003山-収載)

o 2017/ 9/ 9(土):晴れ時々曇り
夜叉神の森 06:11-(0:59/1:00)-
07:10 夜叉神峠 07:17-(休憩1回0:11)-(1:11/2:00)-
08:39 杖立峠 08:39-(休憩1回0:06)-(1:23/2:00)-
10:08 苺平 10:08-(0:16/0:20)-
10:24 辻山2585m 10:40-(0:26/0:30)-
11:06 南御室小屋 12:20-(1:02/1:30)-
13:22 薬師岳 13:49-(0:55/1:10)-
14:44 南御室小屋
歩行時間 6:12/8:30(=0.729 )
休憩時間 2:21(テント設営&仮眠1:00)
全行程  8:33

o 2017/ 9/10(日):晴れ
南御室小屋 04:10-(1:10/1:30)-
05:20 薬師岳 05:32-(0:30/0:45)-
06:02 観音岳 06:20-(1:08/1:10)-
07:28 地蔵岳 07:34-(0:56/0:50)-
08:30 高嶺 08:40-(0:40/1:00)-
09:20 白鳳峠 09:20-(休憩1回0:12)-(0:55/1:00)-
10:27 広河原峠 10:27-(休憩2回0:13)-(1:27/2:30)-
12:07 広河原峠登山口 12:07-(0:17/0:20?)-
12:24 広河原
歩行時間 7:03/9:05(=0.776)
休憩時間 1:11
全行程  8:14

アプローチ

 21:00過ぎに自宅を出発。夜叉神の森までは比較的短距離なので、首都高は使わず調布ICまで一般道を走ります。境川PAで仮眠。GoogleMapの指示通り白根ICで降りましたが、甲府昭和ICで降りるのが走行距離・高速代の節約になります。登山口には25:00頃到着。100台止められるらしいのですが、50台程度ではないでしょうか。10台程度の空きがあり、トイレの脇のスペースに止めます。

1日目:夜叉神の森から南御室小屋、薬師岳往復

天候:晴れ時々曇り
 5:00に目を覚まします。トイレを済ます頃には広河原への乗り合いタクシーの列ができていました。5:30頃のタクシー出発を見送ってからしたくを始め、登山届を出してから夜叉神峠を目指します。ややきつめですが整備されていて上りやすい坂です。途中に休憩ポイントがありますがそのまま通過。高谷山との分岐をすぎると程なく夜叉神峠の小屋に到着。テーブルではタバコを吸っている者がいたので、少し離れて休憩します。山頂・休憩ポイント・登山道での喫煙は遠慮して欲しいものです。
 ここからはなだらかな尾根道。最初は尾根を上りますが、だんだん少し左にトラバース気味になります。大崖頭山と2177PKのコルが杖立峠。立派な金属棒を組んだ細長いピラミッド様の道標があります。少し下ってから上り返します。山と高原地図の杖立峠はここになります。登山道脇の植生が笹薮から苔に変わります。次のピラミッド様の道標で一休み。左側に北岳と思われる山が見えますが雲で全容わかりません。しばらく上り苺平に到着。ここから辻山を目指します。
 木に赤布で小さく辻山の方向が記載されていたのでその道を進みます。なだらかな尾根の左側を上っていきます。途中、南御室小屋への近道の道標があります。苺平から15分程度で三角点のある展望のない山頂に到着。しばらく休んでから下山しようとすると、西側から男性が現れ山頂はこちらですとの事。細い道を少し行くと西側の展望がある場所に出ます。山頂ではありませんがこちらの方が展望がいいです。ただ、残念ながら北岳は雲に隠れていました。
 南御室小屋近道の分岐まで戻り、近道をしばらく下ると縦走路に合流します。「小屋まであと10分」「携帯ここで通じます」などの看板があり、ほどなく小屋に到着です。すぐ横がテント場になっており既に10張りほどが設営済みでした。
 小屋で手続きをしテントを張ります(500円)。平らな広いテント場の中央部分が空いていたのですが、静かな場所がよかったので、樹林帯の入口付近に張ります。そうこうしているうちに小屋周辺がガスに覆われたので、しばらくテントで仮眠です。1時間ほど経ったでしょうか。今からビールを飲みだしても無駄にアルコールを消費するだけなのと、まだ時間があるので薬師まで行ってみることにします。
 小屋の脇の登山道を上っていきます。えぐられた急坂を少し上ります。すぐに道はなだらかになります。樹林帯が終わり左側の展望が開けます。砂払岳を越えると薬師小屋が見えてきます。見るからに新しそうです。小屋の脇にはこんな看板が、、「この周辺には水場、木の実など無いため熊は出ません。鈴の音で逆に鳥や小動物が逃げていきます。なるべくお静かにお願いします。」花崗岩砂の道を一上りで薬師岳山頂に到着です。
 明るく青空も少し覗いているのですが、水平方向は雲だらけです。20分ほどして下山します。
 小屋へ戻るとテント場はほとんど埋まっていました。テーブルの空きを見つけて食事の準備をします。同席のテント泊3人、小屋泊2人と話しをしながら食事をとり、日暮れ前にはテントに戻り1日が終わりました。

薬師岳からのパノラマ

薬師岳(鳳凰三山)からのパノラマ画像
薬師岳(鳳凰三山)からの360°パノラマ画像 2017/ 9/ 9撮影 南御室小屋にテントを張り、ピストンです。天気はいいのですが、ガスで真っ白です。明日はもう一度鳳凰三山を抜けて広河原まで行きます。

2日目:南御室小屋-鳳凰三山-高嶺-赤薙沢の頭-広河原

天候:晴れ
  2:30頃起床します。テント内気温は4℃。薬師岳山頂で日の出を迎えるべく、朝食を取りテントを撤収して出発します。砂払岳付近で明るくなります。山頂手前で日の出の時刻ですが、雲が厚くまだ出てきません。かろうじて観音岳が見えるのみです。縦走路を進むと雲海の左に八ヶ岳が浮かんでいます。観音岳に着く頃には展望も少し良くなります。薬師岳の向こうに富士山も確認できますが、北岳には雲がかかっています。ブロッケンがかすかに現れたので、お決まりで手を振ります。登山者もかなり増えてきました。はっきり見えている地蔵岳・甲斐駒に向け足を進めます。
 急坂を少し下り鳳凰小屋への分岐を越えます。ホウオウシャジンやタカネビランジがたくさん確認できます。時間に余裕があるので、縦走路からは外れていますが、地蔵岳に寄ります。賽の河原で小屋で一緒だった青木鉱泉に下る男性と別れを告げます。オベリスクのたもとは風が強くかなり寒いので早々に引き上げます。稜線に戻り高嶺に向います。
百名山ルートから外れるととたんに静かになります。この稜線には花がたくさん咲いています。小刻みなアップダウンをしばらく進むと高嶺の斜面がドンと現れます。急坂を上りほぼ平らな山頂部を少し行った所に山頂はあります。早川小屋から来た男性と話をします。北岳はまだ雲をかぶっています。八本場のコルから下は見えているのですがねぇ、、少し下り北側の尾根を下り、樹林帯に入ると程なく白鳳峠です。少し上りきり展望が開けた赤薙沢ノ頭で一休み。本日最後の展望を楽しみます。少し下ると樹林帯となり、崩落箇所に着きます。尾根筋の登山道はロープで侵入できなくなっており、西側の赤布が付いた巻道を進みます。5分ほどで尾根筋に戻り逆方向もロープが張ってあります。さらに下ると展望が開け、やっと北岳山頂の雲が取れました。甲斐駒もくっきりですが、かなり高度を落としてしまっているので見上げる感じです。次の広河原峠で下山です。急斜面の樹林帯を下っていきます。長いだけで展望もなくさして楽しくありません。斜度が緩やかになり沢を何度か渡ると堰堤があります。舗装路に出ると日も避けられないので、この辺で最後の休憩です。すぐに舗装路に出て、20分ほど歩くと広河原に到着です。
 13:00のバスに列ができていたので並びます。バスは発車20程前に到着。切符を購入し、2台目のバスに座って乗車することができました。発射時はそれぞれのバスが満車状態。立っている人は結構大変です。45分程で夜叉神の森に到着し、車に戻りました。

観音岳からのパノラマ

観音岳(鳳凰三山)からのパノラマ画像
観音岳(鳳凰三山)からの360°パノラマ画像 2017/ 9/10撮影 ガスも少しは晴れ展望が開けてきましたが、北岳山頂の雲は消えません。

高嶺からのパノラマ

高嶺(早川尾根)からのパノラマ画像
高嶺(早川尾根)からの360°パノラマ画像 2017/ 9/10撮影 地蔵岳を越えて1時間ほどで到着しました。相変わらず北岳に雲がかかっていますが、花はたくさん咲いています。